昨年2021年の12月18日、飯田市橋北地区の春草通りで、食とアートのマルシェ「春創てらす」を開催しました。歴史の薫りを感じる建物が多く残る春草通りで、これらの建物の活用方法を探りつつ食とアートによって通り全体に賑わいをもたらす試みです。
当日は非常に寒い1日でしたが、雲ひとつない晴天の下1000人以上の方に来場いただくことができました。4月から約半年間はオンラインで準備を進めており、難しさを感じることもありましたが、10月に実際に訪問してWSを開催してからは、協力していただける方がどんどん増え、想像以上に良いイベントになりました。
イベントの一部として建築家の林城仁さんにご協力いただき安東邸の壁の塗り直しを行ったり、アーティストの持田敦子さんと旧飯田測候所の今後の活用方法を考えるWSを行ったりし、空き家空き店舗の活用という面でも大きく前進した1日でした。
3月には飯田市の皆さまと次の展開を見据えて打ち合わせを行う予定で、そこには4月から新たに研究室メンバーとなる新4年生も加わる予定です。これからも飯田市中心市街地の活性化に向け、一歩ずつ着実にあゆみを進めてまいります。
Comments