10月18日-19日 イベント「さとりのてらす~大切な何かに気づく場所~」を開催
- lab member

- 12月9日
- 読了時間: 2分
2025年10月18日から19日にかけて、さてらす(安東邸はなれ)とりてらす(旧飯田測候所)にて、イベント「さとりのてらす~大切な何かに気づく場所~」を開催しました。
今回のイベントは「さてらす」と「りてらす」の2拠点での活動を地域の皆様にまずは知っていただくこと、そして橋北地区全体に新たな賑わいを生み出すことを目的としたイベントでした。
また、橋北地区を訪れる方が多い橋北秋祭りの時期に合わせて実施したことで、両拠点をこれまで以上に認知していただくきっかけにもなりました。
【さてらす】
さてらすでは、「春草愛(AI) ーテクノロジーと描く菱田春草の世界ー」をテーマとした写真展を開催しました。
AIによって描かれた作品を鑑賞しながら、様々な意見が飛び交う様子は印象的でした。また、徐々に改修が進むさてらすの内部空間も併せて楽しんでいただくことができました。
1階奥の空間では、AIを用いて自分だけの春草作品を作成するワークショップを行いました。来場者が考える飯田のまちの好きな場所が絵に表れており、個性豊かな作品が多く出来上がりました。
そして1階吹き抜け部分では、前回のイベントに引き続き鹿皮製品の販売、地域の飲食店にご協力いただいた飲料の販売を通じて、さてらすの改修へのご支援をいただきました。
【りてらす】
りてらすでは、18日と19日の2日間それぞれで出張講座を開催しました。18日には、研究室の卒業生である青木凪さんが「フィールドから社会へ ~飯田で育てた未来~」をテーマに、研究室在籍時代の経験とそれが社会の中でどのように活かされているのかについてお話しいただきました。高校生からも質問が飛び交い、発表内容にとどまらない多角的な意見交換が行われました。
また、19日には修士1年の座間が「安東邸はなれ:さてらす ~閉ざされた空き家から開かれたテラスへ~」をテーマに、さてらすでの人・モノ・空間・記憶の連関についての講義を行いました。さてらすの今後の利活用についての議論も交わされ、「さてらす」の可能性の広がる実りある講座となりました。
今後も橋北地区全体の活性化に寄与できるよう、地元の皆さまとともに取り組んでまいります。











コメント